人身事故・物損事故

人身事故を起こした加害者は次の3つの責任を負うことになります。

• 刑事責任

• 行政責任

• 民事責任

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刑事責任とは？

刑事責任とは、自らが起こした交通事故が原因で、罰則規定がある法律に触れたときに問われる責任を指します。

刑事責任は基本的に人身事故を起こした場合に課せられる責任で、物損事故では問われることは基本的にはありません。

人身事故では、過失運転致死傷罪が適用されることが多く、相手が亡くなったか、けがを負ったか、けがの度合いにより罰則の程度が変わります。

相手の負傷の程度により、身柄を拘束されたうえでの取り調べや実況見分を受ける可能性もございます。

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行政責任とは？

行政責任とは、交通事故を起こした場合に、免許証に違反点数が加算される処分を受けることにより果たす責任となります。

行政責任は基本的に人身事故を起こした場合に課せられる責任で、物損事故では問われることはありません。

一定期間内に点数が６点以上になると免許停止処分、１５点以上になると免許取消処分となります。

 

民事責任とは？

民事責任とは交通事故を起こした加害者が、その交通事故が原因で相手が被害を受けた車や物を金銭的に賠償する責任となります。

民事責任は人身事故・物損事故いずれも課せられる責任となります。

人身事故の場合は、

入院治療費・休業補償などのケガが原因でかかる費用や仕事ができない間の費用を賠償、死亡により今後相手が得られるでろう収入・後遺症・精神的苦痛に対する補償、相手の車の損害に対する補償をする必要がございます。

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